RI会長エレクトが2023-24年度会長テーマを発表
ゴードン R.マッキーナリー |
サウス・クイーンズフェリー・ロータリークラブ(スコットランド)の会員であるゴードン R.マッキーナリー国際ロータリー会長エレクトは、1月9日、米国ボストン州オーランドで開催中のロータリー国際協議会で講演し、2023-24年度会長この講演でマッキナリー氏は、問題を抱えた国で平和を推進し、紛争の影響を受けている人びとを助け、過去のリーダーたちが始めたいイニシアチブを発表しましたまた、世界の注目を集め、現在の期待をはるかに超える可能性を切り開いていくことを求めました。
「私たちの目標は、破壊的な争いから世界が立ち直れるように、希望を取り戻すことです。申し上げました。
また、タイで出会った一人の女性の話を紹介しました。津波で夫、娘、息子を失い、生計手段もそうなったというその女性は、マッキナリー氏にある物をプレゼントしました。それは、美しい貝殻でした。
「彼女は、ロータリーのおかげで前向きな気持ちを取り戻すことができたと話していました。私たちは彼女に希望を与えたのです」とマッキナリー氏。「これこそ、ロータリーが世界にもたらしている変化」この変化が、一つずつ希望を受け入れ、新たな希望を生み出しています」
平和の推進
世界に希望を生み出すような方法となるのは、平和に重点的に取り組むことだとマッキナリー氏は述べ、過去1年間、ロシア軍による重要な攻撃を受けたウクライナの人々びとを支援するためにロータリー会員が行動するしてきたことに同意しました。 ロータリーが人道的支援に力を入れたことで、ウクライナでのロータリー会員数が増えています。地域で平和が実現しない限り、本当の安らぎはないと指摘しました。
「平和とは、希望が根づくための土壌です」とマッキナリー氏。
継続の力についても強調し、過去のリーダーの取り組みを継続するよう会員にしました。で多様性、公平さ、インクルージョンを強調し続けていることを約束しました。また、ポリオ根絶への継続的な取り組みの重要性を物語る最近の一連の出来事にも触れました。世界各地でポリオ患者が再発しており、ロータリー会員がポリオ根絶大な活動をリードすることが今まで以上に重要となっています。
このため、ロータリーが毎年5,000万ドル以上を集め、ビル&メリンダ・ゲイツ財団からの2倍額の上に載せる資金を確保しなければならないとマッキナリー氏は話しました。 現在、ポリオ根絶に寄付している会員は約12人に1人に過ぎず、毎年寄付しているクラブも5分の1を回っています。
マッキナリー氏は、「ポリオのない世界」というロータリーのビジョンを実現するために、クラブの中に新たな緊急感を生み出すよう地区ガバナーエレクトの協力を求めました。なく、それを超えて考えるべき時が来ています。
メンタルヘルスへの取り組み
マッキナリー氏はさらに、新型コロナウイルスの世界的な流行によって深刻化しているメンタルヘルスの問題の影響を受けている人たちに、ロータリー会員が希望を与えるべきだと述べました。その結果、世界でメンタルヘルスの問題に直面する人が増えています。 しかし、助けを求めることは弱さですの出現であると考えられることが少なくありません。
「真実から目を向けるこ とはできない」とマッキナリー氏。「助けを求めることは勇気ある行動です。健康と幸せにいたる道を求めることは、さらに勇気が必要なことです」
次年度以降、ロータリーはメンタルヘルスサービスの改善に向けて 引き続きでいくとマッキナリー氏は続け、ロータリーは会員と認められる人の両方を支える組織として知られるべきだと述べました。なら誰もが口をそろえてこう言うでしょう。ほかの人を助けることで、本質的に自分自身が助けられるのだ、と」
講演の最後には、継続と革新の理想的なバランスについて述べました。変化に対してオープンで前向きになり、世界と自分自身の中で平和を感じるより力を注げば、ロータリーはより平和で、希望のある世界を迎える旅ができます」